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2017-08-13

正確な査定額を知るには訪問査定が必要、机上査定と訪問査定の違い

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不動産を売却するときの一番の関心事は、「いくらで売れるか」ということではないでしょうか。そこで物件の査定を受けることになりますが、査定にも「机上査定」と「訪問査定」の2つの方法があります。

その違いを把握して、賢く使い分けましょう。

机上査定とは

不動産を売却しようとするとき、多くのケースでは不動産会社に伝えて物件の査定を受けることになります。その査定方法の1つが「机上査定」です。机上査定とは、簡易査定ともいわれることからもわかるように、簡易的な査定と考えてください。

机上査定では、基本的には不動産の現地確認などは行わず、物件の概要や地図のデータなどをもとに推計するものです。推計の根拠には、一般的な不動産取引の価格や周辺地域の相場などが用いられ、集合住宅であれば同じ建物の過去の取引履歴を参照したりなど、同じような不動産物件がいくらぐらいで売買されているかといったデータをふまえることになります。

机上査定はスピーディーな対応が可能で、どの不動産会社に依頼してもほとんど変わらない結果が出ることが多いため依頼する選択肢も豊富です。したがって、手軽に取り寄せることができます。ただし、そうして算出される価格は物件の実際の状況を確認しているわけではなく、あくまで簡易的なものと考えなければなりません。

「正確でない査定を何に使えばいいの?」と思うかもしれませんが、不動産の売却を検討している段階の方や、時間がないので大体の金額がわかればいいといった方には参考にするのに使いやすい方法です。

訪問査定とは

査定のもう1つの方法が「訪問査定」です。訪問査定は不動産の現地確認を行い、物件の正確な状況を調査して見積もる方法で、物件の書面上の記載やいろいろな参考データももちろん加味されますが、不動産の価格にはさまざまな要素が絡み合います。そうしたところも細かく確認したうえで、専門家が査定をおこなうのです。

たとえば土地であれば、敷地の状況や近隣の環境などを確認しますし、住宅物件であれば、外観の状態や室内の間取り、日当たりや眺望、雰囲気や設備の内容など、多岐にわたる項目を1つひとつ調査していきます。実際の売却を想定するためには、いいところばかりでなく悪いところも伝えなければなりません。物件の不具合や事故などの有無なども正確に伝える必要があります。

また、売却に際しては不動産に関する権利もかかわってくるものです。住宅ローンの支払い状況や抵当権はどうなっているか、法令上の制限や都市計画がある地域どうか、その周辺の建築計画といったことまで調査が行われます。そうして確認した状況をもとに、市場の動向や取り引き事例などを踏まえて、より精密な査定額が見積もられるというわけです。
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売却するなら訪問査定をしてもらおう

このように、査定には2つの方法があり、より手軽に行いやすいのは机上査定です。しかし、先にふれたように、机上査定はあくまで簡易的なもの。売却の検討段階で目安として参考にするといった使い方には適していますが、損をしない売却を行うためにはもう少し実状に即した見積もりが必要です。

不動産の売却を本格的に進めるのであれば、やはり訪問査定が必要になります。詳しく調査する分、査定には時間がかかりますが、それだけ実際の価格に近い見積もりが期待可能です。不動産会社には、経験や知識の豊富な担当者がおり、査定だけでなく売却に際するさまざまなアドバイスを受けることもできるでしょう。

おわりに

投資目的で不動産を購入した場合はもちろんですが、自分や家族が住むために購入した不動産も、ライフステージの変化などに伴って売却を考えることも出てくるはずです。そうした資産価値も、不動産物件を所有する大きなメリットといえます。

しかし、多くの方は人生で不動産を購入する機会がそれほど多くないと考えられますし、同様に売却する回数も多いわけではないでしょう。実際に売却を考えるとき、どのように進めたらいいかわからないと思う方も少なくありませんが、まず知りたいのは「いくらで売れるのか」ということではないでしょうか。

そんなときに査定を受け、売却金額の見込みを知ることができれば、売却に対する考えにも1つの指針ができますし、進め方が具体的に考えやすくなるということもあります。手軽な机上査定を活用しながら、必要に応じて訪問査定を受け、有利な売却を進めていきたいものです。