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2016-10-11

失敗しない中古マンション選びにはコツがある!購入検討時に押さえたい5つのポイント

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一度失敗すると取り返しがなかなかつかないもの。それが、「家の購入」です。今回はマンション(中古)を購入するときに失敗しないための方法をお教えします。

良い中古マンションを買うために失敗から学ぶ

良い中古マンションを買うために知っておかなければならないことの一つに、「安さには理由がある」ということが挙げられます。

中古マンションのなかには、その地域のほかの物件に比べて明らかに安いものもあります。中古マンションに限った話ではありませんが、これらはなんらかの理由があります。

まず、真っ先に思い浮かぶのが「事故物件である」ということ。自殺や事故などで、そこのマンションで人が亡くなった……という場合です。これらは「心理的瑕疵」とも説明されており、「告知事項がある」といったように記載されています。この記載がある場合は、購入者に対して「どんなことがあったのか」を告げることになります。

このときになされた説明が現実と大きく違った場合は損害賠償を求めることもできます。ただ、「前の前の住人が亡くなった」というような場合だと告知義務はない、と判断されることもあるので注意が必要です。

次に、「とても安い値段だけれども、立地があまりにも悪く、実際の運用には適さない」というもの。これらは管理費目的で売り出されることが多いのでちょっと注意が必要です。

「その当時は合法に建てられたものであったのに、現在では違法な建物になってしまった」という中古マンションも安く売られています。もちろん、ここに住み続けること自体には違法性はありません。

ただ、建て替えるときなどは、現在の法律に照らし合わせて建てなおしがなされるため、リフォーム費用が高くなる可能性があります。もしくは、部屋が狭くなることも……。

またそれ以外にも、「決められた年数をすぎたら、更地にして返さなければならない」という物件や、「一階にコンビニエンスストアがある」という物件、「隣人が問題アリ」という物件などは安くなる傾向にあります。

ただ、これらは考え方次第。「前の住人の事故など気にならない」「サブハウスとして使う」「どうせ自分たちだけで住つぶすつもり」という人などにとっては、これらは決してデメリットだけの建物ではないのです。

購入を検討する際の5つのポイント

ここからは、中古マンションを購入するためのポイントを紹介します。

まずは資金
中古マンションは新築マンションよりも安くなる傾向にありますが、資金との折り合いがつかなければどうしようもありません。無理なく返していける範囲は、手取りの20パーセント程度だと言われています。

次に立地
駅からの距離はどれくらいなのか、小学校や病院、警察署などは近くにあるのか、などを考えます。

環境も大切です。
これは「立地」と合せて考えます。繁華街や飲み屋街の傍などは特に注意が必要です。電車の音などの「騒音」にも気をつけましょう。また、隣人の様子なども確認しておきます。
「日照時間」も確認できるとよいでしょう。

家のなかの設備や広さも大切です。
使いやすいキッチンか、広さは適しているかなどを見ます。また、気に入らないところがあった場合はリフォームをしてもよいのかどうかを確認しましょう。

防犯と防災も重要です。
防犯設備のしっかりしているところか、防災は万全かなどをチェックしてください。マンション自体の構造にも着目しましょう。

中古マンションだからこそ!

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新築物件とは違い、「中古マンション」だからこそ大切になる選び方もあります。それについて見ていきましょう。

マンションは、修繕が必要になることもあります。個人の家とは違い、各世帯でそれぞれお金を出し合ってするものです。まだ建てたばかりの新築とは違い、中古マンションの場合は「いつ修繕をしたか」が問われます。

本来ならば修繕しなければいけないタイミングで、修繕が行われていなかったということなら危険信号。すでに行っていた場合も、「積み立てていたお金がいくら残っているのか」「どんな修繕がされていたのか」を確認することが大切です。

前の住人の生活の痕跡が、傷となって残っていないかなども確認します。また、前の住人が出ていった理由も知ることができると安心です。近隣トラブルが原因であるかどうかの見極めが可能です。

まとめ

中古マンションを買うためには、「安い物件には理由があること」「購入の時はポイントを抑えて買うこと」「中古マンションならではの注意事項があること」をしっかり理解することが重要です。